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 メルマガ「国語の苦手な子のために」第4号

「国語力を伸ばす3本の柱」(2)《語句の意味−その2》


こんにちは。「国語の苦手な子のために」第4号をお届けいたします。

今回は前回の続きとして、「国語力を伸ばす3本の柱」のうちの(2)《語句
の意味−その2》をご説明いたします。

《語句の意味−その2》

 前回は「漢字練習の時には必ず意味から入ろう」ということでしたが、その
際に注意していただきたい点がいくつかありますので、今日はまずそれを列挙
することから始めます。

(1)本当に知らないものだけを調べること。
(2)ノートに書いて終わらないこと。
(3)文全体で考えること。
(4)覚えるのではなくわかること。
(5)具体例が思い浮かんでいること。
(6)大人に聞くこと。

 以上の6点を今回から3回に分けて説明いたします。

《(1)本当に知らないものだけを調べること》

 以前、「窓」という語を国語辞典で調べている生徒がいました。小学校の高
学年にもなって「窓」を知らない子はまずいないでしょう。「犬」でも、「机」
でも、身近な物はいわゆる基礎語といわれるもので、当然説明をするまでもな
くみんなが当然のこととして知っているはずのものです(これを知らない子の
対処法についてはここでは扱うことができません)。
うまく言葉にして説明できなくてもかまいません。「窓」や「犬」なんて、
誰だってうまく説明できるものではないのです。正しく定義することがここの
目的ではありません。うまく説明はできなくても、物を指さして「これ!」と
正しく言えればそれで十分です。もっとも「猫」を見て「犬!」と言うようで
は困りますが。
(形状をもった具体的な物体ではない抽象語の場合については第6号に書く予
定です。)

 「知らないものだけを調べる」というのは、また「無駄を省く」」というこ
とでもあります。時間ばかりやたらとかけてはいけません。一般的に書き取り
よりも読み方の方に意味の難しい語は含まれています。たとえば書き取り問題
が20問あったとして、その中に本当に知らない語は幾つあるでしょう。近く
にある漢字問題集でも手に取り、適当なページをめくってみてください。そし
て意味のわからない語に印でも付けてみてください。辞書を引く必要のある語
は書き取り問題では全体の1〜2割というところが、感覚的ではありますが、
私の経験では一般的であったように思います。読み方ではそれにプラス1割前
後といったところでしょうか。とはいえ個人差がありますので、具体的数値は
あくまでも参考程度です。

《(2)ノートに書いて終わらないこと》

 特に真面目な子によく見られるのですが、国語辞典で調べると、それをノー
トに一生懸命に書き写す子がいます。ノートに書くことが悪いのではありませ
ん。ノートに書いた方が覚えやすいという子もいるでしょう。またノートに書
いた方が後日、もう一度見直すときに便利でもあります。しかし、ノートに書
いてそれで勉強した気分になり、自分の頭では本当は何にも理解していないと
いう段階で終わるのでは、それらはすべて徒労となってしまいます。別にここ
では文字の練習をしているわけではないのですから書くことが中心になっては
いけません。あくまでもここでの目標は「わかる」ことです。漢字練習の際の
短文一文一文が集まって一つの段落ができ、それらの段落が集まって一つの文
章ができているのだと考えてください。ですから、この一文が理解できていな
いとその段落はわかりにくいし、それらが幾つもあると文章全体がちんぷんか
んぷんになると考えてよいでしょう。
また、ノートを見ないと意味が分からないという状態のままでは、国語辞典
を見ないと意味がわからないというのと大差ありません。

 とにかく本当に見当もつかないという語だけを国語辞典で調べ、「あ、そう
いうことか!」とわかること、これが最も重要です。時々、自分ではわかって
いるつもりでいたが、実は意味が違っていたということが後でわかるというこ
ともあります。それは勉強をしているその時点では本人はわかっているつもり
なのですからそれを調べる必要は毛頭ありません。完璧主義的にそれらを調べ
出すとすべての語を調べないといけなくなってしまいます。それでは時間の無
駄です。与えられた時間が限られている中学・高校受験では最小の努力で最大
の効果をあげるべきです。
また、たぶんこうだと思うが自信がないということもあるでしょう。そんな
時でも時間に余裕がある場合だけ調べるようにしてください。思い違いがあっ
ても一向にかまいません。気にしないで次に進みましょう。

 今回はここまでとします。次回もこの続き、国語辞典で意味を調べる際の注
意点について説明いたします。

 

 

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