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 メルマガ「国語の苦手な子のために」第7号

おすすめ国語辞典

こんにちは!「国語の苦手な子のために」第7号です。

今回は「お勧め国語辞典」についてということで、国語辞典選びのポイントを
簡単にご紹介させていただきます。

《国語辞典は成長に合わせて》

 私が小学生の頃、国語辞典は一家に一冊、古びたものがあるだけでした。私
自身も「これは父親が使っていたものだ」ということがなぜか自慢でした。初
版は当然私がまだ生まれる前の、父親若かりし頃です。希少価値があるような
気分もありました。そのように昔は一家に一冊、それも親から譲り受けた国語
辞典を使うということが一般的ではなかったかと思います。しかし、時代は変
わりました。今は、「これはウチのおじいちゃんが使ってたんだよぉ」などと
言っても自慢できる時代ではありません。

 国語辞典は成長に合わせて買い換えていくべきです。小学生には小学生向き
のものを、中学生には中学生向きのものを、また小学生といえども中学受験を
控えた子にはそれなりのものをそれぞれ使うべきです。私は一応国語が専門で
すので、勿論用途に応じて国語辞典は使い分けています。「角川必携国語辞典」
(角川書店)のような手頃ではありますが、充実した内容をもつ国語辞典を使
うこともあれば、いろいろと話題の三省堂「新明解国語辞典」を参考として利
用することもあります。一般的には「広辞苑」(岩波書店)や「大辞林」(小
学館)を用いますし、全20巻の「日本国語大辞典」(小学館)を年に何度か
引っ張り出すこともあります。
では、中学受験を控えた子はどのような辞典を使えばよいのでしょうか。国
語辞典選びのいくつかのポイントを以下に記していくこととします。

《国語辞典選びのポイント》

(1)収録語数
(2)語句の説明
(3)例文

国語辞典を選ぶ際の注意点は、この3つのポイントが挙げられると思います。

《(1)収録語数》

 ここで収録語数はいくつぐらいを標準として・・・などと数字をあげてもピン
とこないと思いますので、大雑把に言わせていただきますと、中学受験を控え
た小学生(5、6年生)には「中学生向け」の国語辞典が適当だと思います。
小学生向けの国語辞典では、仮にある言葉を調べようと思っても載っていない
ということがよくあります。収録語数が不足しているのです。また保育園の
「卒園記念」の国語辞典を使っている子を時々見かけますが、それは小学校4
年生くらいで卒業してほしいと思います。かといって決して一般向けのものを
使ってはいけません。確かに収録語数は豊富ですが、次に述べる(2)(3)
のポイントを考えた場合不可となります。
高校受験を控えた中学生が、中学生向けのものを使うことは説明のわかりや
すさという点ではいいのですが、収録語彙数の面でこれも不十分です。

簡単に結論づけるならば、小学生には中学生用を、中学生にはその上のもの
をとそれぞれワンランク上のものを使うべきであるということになるでしょう。

《(2)語句の説明》

 国語辞典によっては、語句の説明が他の辞典と全く同じ、あるいはほぼ同じ
というものがある一方、編者の見識のもとに工夫を凝らしてあるものもあり、
様々です。ここではまず「わかりやすさ」(子どもが読んで理解できること)
が当然ながら一番のポイントとなります。ある語を調べても、その説明に分か
らない語が使われているため、またそれを引き直さなければならないというこ
とはよくあることです。そのようなことをくり返すのは、一面では価値のある
ことなのですが、慢性的に時間の不足している中学・高校受験生にとっては単
に時間の無駄ということでしかありません。一般用の国語辞典ではまず子供は
語句の説明に使われている漢字が読めません。当然、意味など分かるはずもあ
りません。語句の説明が「わかりやすい」、これが第一です。

《(3)例文》

 言葉はその意味が分かっても、使い方がわからないと役に立ちません。しか
も日本語には慣用的に用いられる語が数多いため、その語の意味だけを単独に
理解してもうまく「使う」ことができません。そこで必要となるのが使い方を
示してくれる例文です。ですから国語辞典選びには「わかりやすい例文が豊富
であること」が必要となります。もっとも最近では、多くの国語辞典に例文が
掲載されるようになっていますのでそのような国語辞典であればあまり大差は
ないと思います。

《ズバリおすすめ国語辞典》

 以上3点をふまえ、幾つかの国語辞典を比較してきた私の経験からいって中
学受験生にとってNo.1の国語辞典は、

「新例解 国語辞典」(三省堂)

です。(「新明解 国語辞典」ではありませんので、お間違えなく!)

 これは中学生用として出版されているようですが、小学5、6年生にとっ
て、収録語数が適当であり、説明がわかりやすく、かつ例文も豊富、とうい
うことで私が知る限りこの国語辞典が最高です。

《電子辞書、漢和辞典、ことわざ・慣用句辞典》

 まず電子辞書ですが、当然これは避けるべきです。このメールマガジンは
「国語の苦手な子のために」という題を掲げており、私たちの手がほとんどか
からないような優秀な子を対象にしているわけではありません。あくまでも
「国語の苦手な子」を対象としています。そのような子はやはりまだ五十音に
親しんでおらず、なかなか思うようにすばやく目的の語を探し出すことができ
ずにやたらと時間がかかってしまいます。まず素早く目的の語を探せるように
なること、これが最初の目標となります。
私は電子辞書自体を決して否定するのもではありません。私の鞄には常に入
っていますし、教室に行く時には必ず持っていきます。これがないと困るほど
に私は常に愛用しています。高校生くらいであればおおいに利用していただい
て結構だと思っています。

 漢和辞典は小学生には必要ありません。
ことわざ・慣用句辞典は、ないよりはあった方が便利かもしれませんが、積
極的にお勧めはいたしません。国語辞典に載っていますのでそれで十分です。
もしご購入になるのならば、ことわざや故事成語を漫画で解説したものがあっ
たかと思いますのでそれを利用なさるといいでしょう。

 今回は「国語辞典選びのポイント」と「お勧め国語辞典」について述べてま
いりました。次回は「国語力を伸ばす3本の柱」のうちの(2)「要約文」につ
いて解説いたします。ご期待ください。

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