■試験で時間がなく空欄の多い人へ(その2)

受験テクニック

■試験で時間がなく空欄の多い人へ

●まず問いを先にいくつか見ておく

受験が迫ってくると多くの受験生の悩みに「時間がない」というのがあります。

これは試験まであと〇日という意味ではなく、答案を最後まですべて書ききることができないという意味です。

大学入試のセンター試験のようにマークシートの場合はとりあえず何か答えることはできますが(そしてほとんどは×になりますが)、記述問題ではテキトーに何でも答えるというわけにはいきません。

そのため答案用紙を見ると白紙が目立ち、ますます不安になってきます。

そこで時間配分が大切になってきますが、その他に大切なことがあと2点あります。

一つは「絶対に空欄をつくらない!」という強い気持ちです。

これに甘えがあって「時間がなかった・・・」というようなことを繰り返している生徒はおそらく受験でも同じことをやってしまうでしょう。

ですからそれをやってしまうのが実力と考えたうえで受験校を選ばないといけません。

「それがなかったらあと○点とれるのに」という願望は通用しません。

もう一つは「探し物をある程度はっきりさせておいてから本文を読むこと」です。

次の文を読んでください。

●心あたたまるプリン大量誤発注事件。

もう3年前のことですが、京都教育大の購買部女性担当者の誤発注によって、同大学の売店の商品棚が大量の焼きプリンで埋め尽くされるという騒動があったことを知っていますか?

同大購買部の女性担当者が、当初200個発注予定であった森永乳業の「森永の焼プリン」を機械の入力ミスで200倍の4000個発注してしまったそうなのです。

そのため、同大学に4000個のプリンが到着し、「完売はどう考えても不可能」ということで、近隣の京都大学や大阪、滋賀の大学の売店計20店舗へ“緊急販売”を要請したというのです。

なかには数をさばくため、値段も通常1個105円を70円の特別価格で販売したところもあったそうで、棚には「大変な発注ミスをしてしまいました。お願い! プリンを買ってください」などと書いた貼り紙をしたそうです。

それが学生の目に留まり、ツイッターで「プリン好きな人は3つ以上買ってあげて!!」などと書き込んだため、販売開始から約2時間で完売したというのです。

また学生だけでなく、うわさを聞きつけた近所の主婦らも買いにきたというから心あたたまりますよね。

もっと前にあった証券会社の株の誤発注で何億損した儲かったという話とはえらい違いです。

さて質問です。

上記記事に誤りがあります。それはどこでしょうか?

読んでいて気づいた人はいいでしょうが、それに気づかなかった人は、あとで間違いがあるなんて言われて「エー!だったら先に言えよ!」って感じでしょ?

このときに探し物をまずはっきりさせた上で、つまり本文には誤りがあるんだと分かったうえで読んでいくとすぐにそれに気づくと思うのです。

ですから、私がおすすめするのは、試験のときにいきなり文章を読み始めず、まず問1、問2あたりと、最後の問いくらいをさっと見ておくという方法です。

そしてどんな問題があるのかをだいたい頭にいれて読むとあとでもう一度読み直さないといけないというような無駄がなくなります。